・カスターの使用頻度の検証、結果
・箸箱の設置はどうか?
カスターセットをスマートにしたい。
いる、いらないで言うとあった方がいいカスターセットですが維持するのにも補充や掃除など面倒です。
別にいらないものもあるのでは?と思い仕事を減らす為、あと無駄に使われる事も多いので経費削減も兼ねてスマートにした方が良いんじゃないと思い本当に必要なものだけを残す事にしました。
普段ならなかなか検証しずらいですが今はコロナでお客様も少ないので決行する事にしました。
検証方法
①今回は一度カスターセットを撤去してみてカスターリストを作りで必要なものは声掛けしてもらう。
テーブルに置いてないもののリストもありましたがこれもそのまま全部リストに載せています。
②こちらからも声掛けして不親切な店の感じを出さないようする。
ただ無くしたらさすがにやばいのでこちらからの声掛けは必須
③必要とされた物を件数で残す。
減り具合だと使用量が個人差あるので持っていった回数を記録します。
④件数に応じて出数が多かったものを残す。
最終的に2か月間の組数/回数を割って10%以下のものは設置せずカスターリストへ
それなりに予想通りになると思いますがこれである程度見えてくると思います。
私の店では以下のものがカスターセットとして並んでいます。
・七味
・山椒
・しお
・爪楊枝
・しょうゆ
検証結果
2か月の検証を終えて集計が完了しました。
3、4月の2か月間で来られた組数は452組でした。
いつもより絶望的な組数ですが検証には十分です。
最初に挙げたリストからあげていきたいと思います。
6% ・七味
11%
・山椒
4%
・しお
3%
・爪楊枝
18%
・しょうゆ
2%
【小数点以下は切り捨て】
このような結果になりました。
調味料系は地域によって差がありますがそれ以外はどこも同じくらいだと思います。
私の店ではタオルおしぼりを出しているので紙ナプキンはあまり使われなかった感じですね。
爪楊枝は妥当な感じです。
結果的に爪楊枝と七味が残る事となりそれ以外はリストで張り出し頼まれたらお出しする形になりました。
箸もいらないんじゃないか?
いっそ箸もなくしてしまえばスマートになると思い無くしてしまいました。
無くすと言ったら語弊がありますが箸箱を設置したという事です。
リユース箸、箸箱にする事で初期投資はいるものの以後、割り箸代はかかりませんし箸袋もいらない。
箸を設置する手間もないんです。
どちらもAmazonで比較的安く買えます。
リユース箸も今時当たり前です。
居酒屋業態ではまだ箸箱は少ないですが定食屋などでは当たり前ですから戸惑う事も少ないと思います。
ただリユース箸を嫌がる方もいるので割り箸の準備はしておいた方がいいと思います。
最後に
もし経費を抑えたい、スマートにして作業を減らしたいなどあればメニュー構成、地域で差がある事を踏まえた上でやってみる事をおすすめします。
経費面以外でもメリットがありカスターの見直し、箸箱の設置するとスタッフ業務は軽減されますしその時間でお客様を観る時間も増え満足して頂きやすい環境を作る事が出来ます。
今までの当たり前がこれからも当たり前とは限らないので日々考えていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。